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パーチメントクラフトは厚手のトレーシングペーパーをレースのように加工していくクラフトです。
南米で盛んなクラフトのようです。スペイン語で「タルヘテリア」と呼ばれています。
まだご存じない方が多いですので、パーチメントクラフトについてご紹介しますね。
道具はこんな感じです。美夏が実際に使っているお道具ですのできれいじゃありませんが・・・
オランダのペルガマーノインターナショナル社の道具を使っています。

カリグラフィーより使うお道具は多いんです。これが結構お高いです。
技法は主に以下の5つです。
1.図案をパーチメントペーパーに写す<トレース>
画像真ん中あたりの袋に入った白いものがペーパーです。通常はA4サイズを使っています。
白いビンが専用インクで、先の細いペンを使って図案を写していきます。【LacyBloom】ではホワイトとパールホワイトを中心に使っています。
白い鉛筆で図案の輪郭をとったりもします。

パーチメントペーパーに白インクでトレースしたところ。
カリグラフィーは先にやっておきました。不透明水彩絵の具で描いてあります。
カリグラフィー用インクだとはじいちゃいます。
2.凹凸加工をする<エンボス>
図案を写したペーパーを裏に返し、先の丸いエンボスペンでこすって凹凸をつけます。
こするときは上の画像の右から三番目のエンボスパッド(マット)を敷いて行います。硬い面とやわらかい面があります。
ペーパーをこすることで白っぽくなってきます。なので白さが強いところはエンボスが強くなります。うっすら色づく程度だと凹凸は弱いです。
ペン先の球の大きさはいろいろ。美夏はこするときに指が痛くなるので、ボールペンなどに付けるスポンジやゴムでできたキャップをかぶせています。(下の画像ははずしました)

エンボスの強弱でさまざまなニュアンスが出せます。

ペーパーの裏からエンボス加工。
さびしかったので後からバラを描き足してみました。
3.針を刺す(パーフォレーティング)
針の種類はたくさんあります。種類によってキャップの色が違っています。
針をアップにするとこんなカンジ。ペーパーの下にスポンジマットを敷いて刺します。

左から、4本針、2本針、1本針、アローツール、はさみ(最後に使います)。
アローツールとは、一番上の画像の右に写っている金網と組み合わせて使います。
ペーパーの下に金網とスポンジマットを敷いてアローツールを刺すと規則的な模様が刺せるのです。
ハートや○や◇に刺せる針もあります。10本以上針が付いているものもあるので、そういうのはキレイに刺すのが大変です。

アウトラインとドットの間に針を刺したところ。
4.はさみでカットする
はさみの先はかなり細いです。針穴に刺せる太さになっています。
針穴を2つつまみ、キレイなギザギザが出るようにカットします。

はさみでカット&ネイルストーンでおめかししてできあがり。
5.色を付ける<カラーリング>
カラーリングは作業の途中に出てくることが多いですが、【LacyBloom】ではレーシーさを出すため、ワンポイントのお花などに使っています。パーチメントクラフトの世界では原色のインクを使って花の絵などを描いたりします。
一番上の画像のクレヨンのようなもの、これはドルソパステルといいます。
パステル紙に色をのせたあと、右にあるボトルの液体をティッシュにしみこませてペーパーをこすって均一にのばしていきます。
以上が大まかな流れとなります。
使っているペーパーは手あかが目立つこともあり、作業は手袋をして慎重におこなっています。
とにかく細かい作業のため、肩こり、腱鞘炎などにも悩まされますが、レース模様が仕上がっていくのを見るととてもうれしくなります。
出来上がりは我ながらホレボレとみとれることがよくあります。パーチメントクラフトはため息の出るような素敵なクラフトなんですよ。
あなたもその仕上がりにきっと驚くはずです。
カリグラフィーとコラボレーションした作品は一生飾っておきたくなること間違いなしです。自信を持っておすすめいたします。
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